底なし沼のミュージックストア

好きなもの(特に音楽)について書いてあるでことでしょう。音楽は売ってません。たまに技術的な話。

(元)アイマスPがナナシスのディレイビューイングに行ってきた話

いや、別に引退したとかそういうわけでもないんですけど、アイマスのライブから遠ざかって久しいので一応元ってことにしとこうかなと。

突然どうした?

いや、ナナシス、いいですよね。
特に曲がいい。

「SEVENTH HAVEN」の頃から存在は意識してたんですけど、最近になってCD借りて聴いてみたらいい曲ばっかりで「ナナシス、曲がよい」とばかりTwitterに投げていたところ、「4th Anniversary Live -FES!! AND YOUR LIGHT-」の舞台挨拶付きディレイビューイング(Day 2)に誘われたのでホイホイとついて行った次第。
いわゆるオタクコンテンツ(と表現した方が書きやすい)のライブはアイマスしか行ったことがなかった上、ディレイビューイングというものに参加するのも初めてでなかなか新鮮だったのでとりとめもなく書き残しておく。

驚いた点

  • 曲がいい
  • オタクが各々自由
  • 参加者の半分くらいは当日現地で見ていたであろうにも関わらず初見のような盛り上がり
  • 女性の支配人*1がかなり多い
  • ロッコに乗るガールズバンド

といったところだろうか。
特に2つ目はアイマスと比べて、3つ目はディレイビューイングという文化に対しての驚きだった。


曲がいいのはナナシスの楽曲に触れたことがある人間はほぼ全員同意見だと思う。「STAY☆GOLD」異常に良すぎない???

ナナシスは初期のアルバム2枚がインディーズ扱いであり、レンタルで置いてなかったために初期曲の知識ゼロ(=3分の1くらいは知らない曲)で参加してもいい曲だと思った。
KARAKURIのB.A.A.Bや777☆SISTERSのKILL☆RER☆TUNE☆Rなんかはあとでちゃんと押さえておかなければと思った。
(どちらもインディーズ時代の「H-A-J-I-M-A-L-B-U-M-!!」収録なので調達を考えねばならない…)

そういえば何かの雑誌のコラム*2で、UNISON SQUARE GARDENのベース田淵智也氏がナナシスの(現時点で)最新アルバム「THE STRAIGHT LIGHT」をベタ褒めしていた。
「こんなにいい音楽が何故まだもてはやされていないんだ!?」と、ただのオタクみたいなこと*3を言っていたなぁ。


アイマスのライブでは暗黙的なローカルルール(とここでは敢えて表現する)が多く、そこから逸脱するプロデューサーを他のプロデューサーは遠ざけようとする傾向にある。咲クラなんかは未だに反対派が多い*4
今回参加したライブはその辺のローカルルールがほぼない、非常に悪い表現をすると「動物園」、良い表現で言えば「各々が楽しみたいように楽しむ」ようなライブだったと感じた。

ちょっと面白かったのが、演奏中に前側通路で4人ほど固まって振りコピしているオタクがいたのだけれど、演者が円陣を組むような振り付けの時にオタク同士で連携して同じように組んでいて「そこまでコピーするのか!」となったところ。
しかもそのオタク勢が、Le☆S☆Caの「YELLOW」の落ちサビで3人が咲クラをする中、1人が他の3人を止めるような行動を取っていて「あくまでも個人の集まりでありグループとしての意思があるわけではない」という面が見えて個人的には好印象だった。


舞台挨拶の時から女性の多さはわかっていたけど、CASQUETTE'Sと4Uの出番の時の黄色い歓声が印象的だった。
イメージ的にはThe QUEEN of PURPLEも女性人気がありそうなグループだと思っていたんだけど、それほど歓声が大きくなかったのは出番が序盤だったからだろうか……


曲中でスッと立ち上がってスティック持ったままトロッコに乗るドラマーを僕は初めて見ました。 バンドリのCMとか見てると大橋彩香が笑顔で叩いてたりするのでそれが普通だと思っていた。よくよく考えればドラム叩きながら歌える声優何者???


と言った感じで知らないなりになかなか楽しめてしまったので、「音ゲーはもうやりたくないんや…」と思いつつもナナシスのアプリをダウンロードしてエピソードを眺めているところ。
1.0と2.0は全部見終わったぞい。エモコさんきゃわわ。

それでは。

*1:アイマスでいうプロデューサーのポジション。つまりプレイヤー。

*2:確かリスアニ!の連載コラムだったような

*3:よくよく考えたら彼はもともとただのオタクだったような気もする。

*4:誤解されたくないので一応書いておくと個人的には咲クラは好きではない