底なし沼のミュージックストア

好きなもの(特に音楽)について書いてあるでことでしょう。音楽は売ってません。たまに技術的な話。

Raspbian (Jessie)がいつの間にか来ていたので入れた_その1

なんで誰も教えてくれなかったんだよ!!!!!

というわけでRaspbian Jessieを試験導入しました。
なかなか良さげなのでこの土日で移行作業をしたいですね。

ところでWhezzy→Jessieはなかなか大きな変更があったおかげで、今までRaspberry Piを導入する時には定石となっていた方法が使えなくなっていたりするっぽいです。
systemdだとかなんだとか。
その辺の解説は詳しい人に任せておいて、ウチの環境で必要な設定の設定方法を備忘録として残しておきますので、宜しくお願いします。

pi以外のユーザーで自動ログイン

うちのraspiは1台が外付けHDDを刺して常時電源ONのNASに、1台をフレキシブルに使える遊休機として運用しています。
NAS側ではcronでネットラジオの録音なんかをやっているため、電源が入ったら勝手にログインをしてcronに備えておいて欲しいのです。
そして、NAS用のユーザーとしてpiを使うのはなんか癪なのでshareというありがちなユーザーを作って対応しています。
Whezzyの時は/etc/inittab辺りをいじれば簡単に設定できたのですが、Jessieではinittabが消えていますので設定できません。
raspi-configからの自動ログイン設定はpiユーザーのみでしたので、さて困った困った。

と調べていたところで、こんなページを見つけました。
1行目から『オレは""マジで""Raspbian JessieをGUIでログインするようにインストールはしたくねぇんだ。自動ログインもいらねぇ』と放つセンスは素敵です。
そして『raspi-configから設定できるのは知ってっけどスクリプトで設定したいんだよ!だから見つけたんだ!systemdをサポートした新しいraspi-config用のコードをな!!!』と続きます。最高かよ。

というわけで、GUIオフ・自動ログインオフ、GUIオフ・自動ログインオン、GUIオン・自動ログインオフ、GUIオン・自動ログインオン
の4パターンの設定方法が載っていますので、ありがたく利用させていただきましょう。

私の場合、GUIはいらないので2つ目のConsole Autologinの部分を手打ちしてシンボリックリンク作りました。

ですが!このままでは結局piユーザーのまま自動ログインされてしまいます。
なので、 /etc/systemd/system/autologin@.service というファイルを編集しましょう。
vimでもemacsでもなんでもいいのでこのファイルを開いてください。私はnano派です
autologin@.serviceを開くと、[Service]の直下に『ExecStart=〜〜〜』という行があるはずです。
この行のpiという箇所を作成したユーザー名(私の場合はshare)に書き換えて保存すればOK。
sudo rebootして確認してみましょう。

しばらくは

このシリーズ続けるかもしれません。
ブログ書く時間があったらの話ですが……