底なし沼のミュージックストア

好きなもの(特に音楽)について書いてあるでことでしょう。音楽は売ってません。たまに技術的な話。

アイマス(だいたいミリオン)とBUMPについてごちゃっと書く

4月のアタマに余った青春18きっぷで北陸の旅で、駅メモ!*1で石川県を1日で埋めてマスターオブ石川取った話まとめてねーなと思ってはてブロの管理画面開いたらTwitterアイマスミリオンライブの存亡の危機がどうこうってので一部の界隈が盛り上がってて面白そうだったのと妹が買ってきたBUMPの新譜聴いてたらなんか思うことがあったのでめんどくさいので1つの記事にまとめちゃうアレ。

……のつもりだったけど、駅メモについてがそこそこ長くなりそうだったのでこいつはまた今度だ。
とりあえずミリオンがどうこうってのとBUMPがなんだかってのを書いて寝ような。

私にとってミリオンライブはよくわからない

大概これに尽きる。
今やってるガシャ、アイドル戦記ミリオンアーマーガシャも「わけわかんねーな!ミリオンライブめちゃくちゃすぎて最高だわ!」という意見をよく見る。確かに。

フツーのよくあるソシャゲとしてスタートして1年経つまでに登場人物50人全員の持ち歌が作られ。
2年目に入ったと思ったらプラチナスターライブなるストーリーが始まってまた1年間のうちに50曲+集合曲11曲が発表され。
終わって3年目だと思ったら今度は本家アイドルマスターシリーズにあったような、全国巡業をするストーリーが始まった。既に発表されているように、このシーズンに合わせてのCDリリースもあるらしい。

んでもって、ミリオンライブを応援する人々たち。
自分がヘビーユーザーばかりTwitterでフォローしてるのもあるけど、あんましライトなユーザーを見かけない。
だいたいの人が熱烈にアイドルを応援し、アイドルマスターミリオンライブを応援しているように思う。
「多くはないけど」濃ゆい二次創作がいっぱいあってすげぇなぁと思う。自分も楽しませてもらっているし。

んでもって、私は楽しませてもらっている割にその辺否定的な目で見る癖があるので、こう思っちゃうわけです。

なんでそんな焦ってんの?

運営にしても焦ってるし、ユーザーにしても焦っている。私にはちょっと理解しきれない。
だってミリオンアーマーとか今までの歴史的に考えれば実にアイドルマスター的ではあるけども、一般的にはなんとなくニッチな部類に入るじゃないですか。
ニッチなものを投入していかないといかんと思われてるんじゃないかとか邪推しちゃったりしません?
シンデレラでここまでニッチなの見たことないっすよ?*2

個人的にミリオンライブは旧来の765プロに代わるものになるとは思っておらず、それを拡張する効果的なアドオンであると感じています。
新たなシステムを構築するときは中途なものをとりあえずリリースして後から強化していくパターンでもどうにかなるでしょうが、追加パッケージは焦ってリリースしたらそれはそれで一つの完成品としてみなされます。
アドオンは焦って作っちゃいけないんです。
もうちょい落ち着きましょ?

BUMPは変わったと言いたくない。

新譜のHello, Worldとコロニーを聴きました。
Hello, Worldについては、どアタマでは「おっ」と思いましたがそこ以外は引っかかりも感じずさらっと聴けてしまいました。
いやそれってどうなのよと。

BUMP OF CHICKENorbital periodの辺りからちょっとずつ変わってきたと言われています。
個人的にCOSMONAUTの辺りが一番好みなのですがそれは置いといて、最新のアルバムであるRAYでも変化が顕著に出ていました。
COSMONAUTの頃までになんとなくあったサウンドから感じられる喪失感や恐怖心が抜けて全体的に優しくなった気がします。*3
この「優しくなった気がする」という部分が個人的にもどかしく感じるポイントです。
BUMPに惹かれたポイントの一つに緊張感があったと思っているのですが、最近はそんな緊張感があまりなくて寂しいのです。

もちろん「虹を追う人」や「ray」は名曲ですし、RAYにはfireflyやSmileのようなヒリヒリする曲も入っています。
うしろ2つは2012年までにリリースされた楽曲なのでちょっと性格が違いますが。
Hello, Worldもイントロではそんなヒリヒリする楽曲になるんじゃないかと思ったんですが、そこまでじゃなかったです。
いや『ハロー どうも 僕はここ』の部分の展開なんかはこれまでのBUMPの盛り上がり方だったし、ハイテンポでノリやすい曲ではあるんですけどね。

『ハロー どうも 僕はここ』の展開は今までならサビだったり大サビの入りとして使って、そこから広げていくところだったはずです。
でも今回はそれをぶった切った。ある意味チャレンジです。

でも私はそれを受け入れきれなかった。


老害」って言葉あるじゃないですか。
若者のマナーがどうこう言う前に自分のマナー見直せよっていう人。
その老害がめっちゃ嫌いなんですけど、今のご時世「『昔はよかった』的なことを言ってて今を受け入れられない人。」も老害って言うじゃないですが。
老害が嫌い→老害にはなりたくないという思考回路でして、今を受け入れられない人=老害になりたくない訳です。

今の私はそれはもう立派な老害になってしまっている訳です。

これに気付いたときすっげぇショックだったなー。
っていうところから、「老害という単語に縛られている」というところまで思考が跳ねましたが、そろそろまとめるのがつらくなってきたので寝ます。

*1:駅メモ!-ステーションメモリーズ!-を見よう!

*2:と思ったけど、シンデレラの方は「それぞれのキャラ作り」の方でかなりニッチな方に走ってるんですよね。どっちもどっちだわ。

*3:歌詞にはまだ"何か"を求めている描写が多いですが